東芝など3社、中古EVの電池を診断する技術の実証実験を開始

ファブリカコミュニケーションズ（愛知県名古屋市）、丸紅プラックス（東京都文京区）、東芝（東京都港区）は4月6日、中古の電気自動車（中古車EV）の安全性と流通の活性化を目的とした新しいサービスの検討を行うために、中古車EVの電池の状態を診断する技術の実証実験を行うと発表した。

今回の実証実験では、東芝が二次電池「SCiB^TM」事業で培った電気化学的手法や統計的手法などの多様な電池劣化診断技術を用いる。また、簡素化した装置を活用することでEV電池の測定を短時間で行い、電池の残存容量や残存性能に加えて電池そのものの内部状態まで詳細に把握する手法を検証する。