中電ミライズ・日本ガイシ、需給調整市場に参入 NAS電池式VPP技術活用

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(出所:中部電力ミライズ)
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中部電力ミライズ(愛知県名古屋市)と日本ガイシ(同)は、電力貯蔵用NAS(R)電池を活用し複数の事業所のエネルギーリソースを高精度に制御できるバーチャルパワープラント(VPP)技術を確立し、4月5日、この技術を用いて需給調整市場への調整力の供出を開始した。

両社は2021年から、需給調整市場の参入に向けて、中部電力ミライズがリソースの制御を行うアグリゲーターとなり、日本ガイシの開発したNAS電池と豊田通商(愛知県名古屋市)が提供する蓄電池群制御技術を活用したVPP技術に関する実証試験を行ってきた。今回、これら技術を活用し、複数事業所のリソースを高い精度で高速制御できる「DR高速制御エンジン」の開発に成功した。

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