帝人フロンティア、ポリエステル繊維のCO2排出量算出システム構築

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帝人フロンティア(大阪府大阪市)は4月7日、ポリエステル繊維の製造段階におけるCO2排出量の算出システムを独自開発したと発表した。自社の製造工場におけるデータをもとに、同社ポリエステル繊維の製造工程で発生するCO2量を算出し、排出量の削減効果を定量的に評価する。

このシステムにより、同社が製造するポリエステル繊維については今後、製品のライフサイクル全体や、特定段階における環境負荷を定量的に評価する手法「ライフサイクルアセスメント(LCA)」の対応が可能となる。また、石油由来繊維とリサイクル繊維の比較や、環境負荷低減につながる工程改善ポイントの明確化により、CO2排出量の低減に向けた方策の検討ができるようになる。

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