関西電力の微細藻類によるCO2固定化プロジェクト、NEDO事業に採択

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藻類を利用したカーボンリサイクル技術のイメージ図(出所:関西電力)
藻類を利用したカーボンリサイクル技術のイメージ図(出所:関西電力)

関西電力(大阪府大阪市)は4月7日、アルガルバイオ(千葉県柏市)と共同で取り組む「微細藻類によるCO2固定化と有用化学品生産に関する研究開発」が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業に採択されたと発表した。両社は2030年代のうちに、工場から排出されるCO2を回収・固定化する藻類培養システムの実用化を進める。将来的には火力発電所など大規模CO2排出施設への展開も目指す。

同プロジェクトではCO2の固定効率を向上させる微細藻類(植物プランクトン)の開発と、生産性の高い大量培養法を組み合わせ、コンパクトで高効率な微細藻類の培養システムを開発する。

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