日産、「全固体電池」の試作生産設備を公開 2028年度に実用化へ

日産自動車(神奈川県横浜市)は4月8日、2028年度の実用化を目指し研究開発を進める「全固体電池」の積層ラミネートセルを試作生産する設備を初めて公開した。同設備を総合研究所(同・横須賀市)内に設置し全固体電池の技術開発を推進する。
同社は2028年度までに、自社開発の全固体電池を搭載した電気自動車(EV)の市場投入を目指す。同電池の量産化に向けたパイロットラインを2024年度までに横浜工場内に設置する予定で、今回公開した試作生産設備では、パイロットラインで量産試作を行う仕様の材料、設計、製造プロセスの検討を行う。
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