積水化学など、可燃ごみからエタノール生産 プラに変換するループ構築も検討

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SBR久慈実証プラント(出所:積水化学工業)
SBR久慈実証プラント(出所:積水化学工業)

積水化学工業(大阪府大阪市)と官民ファンドのINCJ(東京都千代田区)、積水バイオリファイナリー(SBR/東京都港区)は4月11日、微生物を活用して可燃性ごみをエタノールに変換する「BRエタノール技術」を実証する1/10スケールの実証プラントが、岩手県久慈市に完成したと発表した。

実証プラントにおいては、BRエタノール技術の実用化・事業化に向けた最終段階の検証を行うため、スケールアップ時の技術検証、システム最適化、安定稼働の確認、事業性の確認などを行う計画だ。標準的な規模のごみ処理施設が処理するごみの1/10程度の量(約20t/日)を久慈市から譲り受けて原料とし、エタノールを生産する。

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