ラベル台紙を再生PET製に置き換え「水平リサイクル」 5社で実証実験

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日榮新化( 東京都千代田区)は4月6日、東洋紡(大阪府大阪市)、シオノギファーマ(同・摂津市)、トッパンインフォメディア(東京都港区)、三井物産ケミカル(同・千代田区)と、ラベルユーザーで発生する台紙のゴミをゼロにする「資源循環プロジェクト」の実現に向け、実証実験を目的とした共同開発契約を締結したと発表した。

商品にラベルを貼り付ける製造工程において剥がされる「ラベル台紙」の使用量は、国内の製造業全体で月間1.16億m2に上ると言われている。そのほとんどが資源として回収・再利用されることなく、廃棄・焼却される。資源循環プロジェクトでは、このラベル台紙をリサイクル専用セパレーター(再生PET製フィルム)に置き換え、使用後の台紙を資源として回収し、同じリサイクル専用セパレーターに再生することで、ラベル台紙の廃棄をゼロにする取り組みだ。

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