竹中工務店ら、愛媛県内子町で木質バイオマス発電所を建設 10月発電開始

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スキーム図(出所:竹中工務店)
スキーム図(出所:竹中工務店)

竹中工務店(大阪府大阪市)は4月26日、内藤鋼業(愛媛県喜多郡)、サイプレス・スナダヤ(同・西条市)、三洋貿易(東京都千代田区)、大日本コンサルタント(同)と共同で、愛媛県内子町にて、木質バイオマス発電の「内子龍王バイオマス発電所」を建設すると発表した。電気出力は330kW(熱出力500kW)。5月より着工し、10月の発電開始を目指す。

同発電所は、内子町森林組合に出材された原木約3,600トン/年の間伐未利用材により製造されたペレットを燃料に用いて発電する。発電した電力は固定価格買取制度(FIT制度)を利用して四国電力送配電へ全量売電するとともに、発電の際に発生する熱は隣接する内子町龍王公園内の施設「オーベルジュ内子」と「フィットネスRyuow」に供給する。これにより、エネルギー効率を発電のみの30%から75%に高めるとしている。

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