神戸製鋼、国内初・低CO2高炉鋼材を実用化 トヨタ競技車両に採用

  • 印刷
  • 共有
2022年3月 スーパー耐久シリーズ第一戦 「SUZUKA5時間耐久レース」走行車
(出所:トヨタ自動車)
2022年3月 スーパー耐久シリーズ第一戦 「SUZUKA5時間耐久レース」走行車 (出所:トヨタ自動車)

神戸製鋼所(KOBELCO/兵庫県神戸市)は6月3日、同社の低CO2高炉鋼材『Kobenable Steel』が、トヨタ自動車(愛知県豊田市)の競技車両「水素エンジンカローラ」に採用されたと発表した。低CO2高炉鋼材を国内で実用化するのは今回が初めて。

同社が開発した低CO2高炉鋼材は、製造におけるCO2排出量を100%削減する一方、従来製品と同等の品質を維持することができるという。KOBELCOグループが強みとする特殊鋼線材、超ハイテンなどの高品質が要求される高炉材についても、引き続き安定的に使用できるとしている。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事