出光とJERA、伊勢湾地区で水素サプライチェーン構築へ 既存インフラ活用

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出光興産(東京都千代田区)とJERA(同・中央区)は6月16日、中部圏・伊勢湾地区における水素のサプライチェーン構築に向けて協業を開始すると発表した。両社は今後、「中部圏水素利用協議会」との連携を図りながら、水素サプライチェーンの早期構築を目指す。

多くの産業が集積する伊勢湾地区は、将来、水素の大規模な受入・供給拠点となるポテンシャルを有する。両社は、同地区で事業を手がけている。出光興産は、同地区において、原油の受入・精製、石油製品の供給事業を展開。一方、JERAは同地区に複数のLNG受入基地や火力発電所を保有し、中部エリアに電力を供給している。

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