出光、J-クレジットでCO2を相殺する燃料油を販売 温対法に対応可

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「出光カーボンオフセットfuel」のスキーム図(出所:出光興産)
「出光カーボンオフセットfuel」のスキーム図(出所:出光興産)

出光興産(東京都千代田区)は12月25日、炭素クレジットを活用した商品ラインナップに、J-クレジットを用いてCO2をオフセットする燃料油「出光カーボンオフセットfuel J(ジェイ)」を追加したと発表した。グループ会社での試験販売を経て、2024年3月から同社系列特約販売店全店で販売を開始する。

燃料油使用により、発生するCO2をオフセット

同社は7月、燃料油にボランタリークレジット(企業やNGOなどの民間団体が主導するカーボンクレジットの一種)を付与した「出光カーボンオフセットfuel」の販売を開始した。今回、新たにラインアップに追加された「fuel J」も、「fuel」と同様に、燃料油を使用することで発生するCO2をオフセットできる。

また、地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)に基づく、GHG排出量の算定・報告・公表制度にも活用できる。

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