篠崎運送倉庫　全木造の定温営業倉庫を岩手県北上市に完成

篠崎運送倉庫（埼玉県鴻巣市）は7月5日、岩手県北上市に、営業倉庫としては国内初（同社調べ）となる全木造の定温倉庫を竣工したと発表した。今後、東北地方で収穫された玄米・大豆等の穀物類を中心に保管する。

同倉庫は、延床面積が286坪の全木造平屋建て。家庭用ルームエアコンを活用し、CO2排出量を、従来型倉庫の1／3程度まで削減する。また、鉄骨造の定温倉庫に比べ外気の影響を受けにくく断熱性が高いという。さらに、建築資材に木材を利用することは、炭素を木材として固定化することにもつながる。