物流環境大賞、りんごのモーダルシフトや飛行機へのサメ肌構造フィルム等受賞

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「物流環境大賞」を受賞したつがる弘前農業協同組合らによる取り組み(出所:日本貨物鉄道)
「物流環境大賞」を受賞したつがる弘前農業協同組合らによる取り組み(出所:日本貨物鉄道)

日本物流団体連合会(東京都千代田区)は6月13日、物流部門で環境負荷軽減を目指す取り組みを顕彰する第26回「物流環境大賞」各賞を発表した。「物流環境大賞」は、つがる弘前農業協同組合ら4者による「青森県産りんご モーダルシフトの取り組み」に決定。このほか、「低炭素物流推進賞」3件、「サステナブル活動賞」3件、「先進技術賞」3件、「日本物流記者会賞」1件、「奨励賞」20件と、多数の賞の贈呈を決定した。

農産物の大規模モーダルシフトが評価

大賞を受賞した「青森県産りんご モーダルシフトの取り組み」は、CO2削減量が大きいことに加え、農産物の大規模なモーダルシフト例が少ないことに加え、荷主と物流事業者が一体となって2024年問題に対応していること、出荷が収穫時期に集中しがちな農産物輸送において、出荷の年間平準化に取り組んでいること、さらに輸送障害時の代替策を確保していることなどが評価された。最近の様々な物流課題に対して、一つの模範的解決策を示すものと評されている。

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