パナソニックと丸紅、商用EV運用支援の合弁会社設立へ

パナソニックホールディングス（パナソニックHD／大阪府門真市）と丸紅（東京都千代田区）は5月19日、商用電気自動車（EV）向けフリートマネジメントサービスを提供する合弁会社を設立すると発表した。事業者の商用EV導入から効率的な運用までを一元的に支援する。将来的にはEVの二次利用を見据え循環経済モデルの構築を目指す。

新会社は、所要の競争法当局の承認を前提として、6月に設立予定。事業者が商用EVを導入する際のトライアル運用を通じた課題抽出と解決策の提案、複数ブランドの充電器・EVを効率的に運用するための環境（充電や車両、電池の管理システム等）の提供等を手掛ける。パナソニックグループが培ってきた電池関連の知見や技術と丸紅のモビリティ・EV分野での知見や営業基盤を活かし商用EVの普及に貢献したい考え。