大建工業、製品原料オール植林木化へ加速 マレーシア企業を孫子会社化

大建工業(大阪府大阪市)は9月12日、子会社のDAIKEN SARAWAK SDN.BHD.(DSK)が、マレーシアで植林事業を行うWTK REFORESTATION SDN.BHD.(WTKR)の全株式の取得を決定したと発表した。年内には、大建工業の孫会社となる予定だ。
この取り組みにより、MDF(中密度繊維板)の原材料となる植林木の安定調達を実現し、2025年度中の完了を目標に、DSK社生産品における木質繊維原料のすべてが植林木に切り替わる。
需要増加のMDF調達に向けて
MDFは製材端材などを主原料とし、それらを繊維状にしたものを板状に成型し製造される木質ボードの一種。主に家具や建具、内装製品などの面材や基材に用いられている。
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