23年夏の平均気温は過去最高 WMO「気候変動とともに大気汚染の対処を」

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世界気象機関(WMO)と欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は9月6日、2023年6月~8月の世界の平均気温が観測史上最も高くなったと発表した。極端な暑さが原因で山火事や砂漠の砂塵が悪化し、環境に悪影響を及ぼしていることから、今後は気候変動対策と並行し、大気汚染の改善に取り組む必要があると呼びかけている。

北半球に熱波襲来、猛暑・山火事が多発

7月は北半球の多くの地域が熱波に襲われ、猛暑は8月まで続いた。コペルニクス気候変動サービスは、2023年の6月から8月は、観測開始以来最も暑い3カ月になったと発表した。

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