大手電力の不祥事案を受け、「健全な競争」に向けた新たな仕組みを検討へ

経済産業省は4月28日、電気事業者による情報漏えい・不正閲覧問題やカルテル問題を受け、小売電気事業の健全な競争の実現に向けた対策の検討を行うと発表した。(1)一般送配電事業者が保有する非公開情報へのアクセスを遮断する制度・仕組みの構築、(2)内外無差別で安定的な電力取引の実現する仕組みの構築、(3)消費者の適切な選択を可能とする事業競争環境の整備、の3点について検討する。
3つの検討内容について
具体的な検討内容は以下の通り。