【米国】DOE、住宅・商業ビルのエネ効率向上に4600万ドル拠出

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米国エネルギー省(DOE)は8月7日、より健康的な家庭や地域社会を実現し、エネルギー浪費を削減する最先端の建築技術や改修方法を開発するため、15の州にわたる29のプロジェクトに4,600万ドルを拠出すると発表した。住宅・商業ビルのエネルギー効率向上と二酸化炭素排出量削減を目指す。

住宅と商業ビルは、米国経済の最大のエネルギー消費部門であり、全エネルギー消費の約40%、電力使用の74%、二酸化炭素排出総量の35%を占めているという。推計によると、建物で使用されるエネルギーのおよそ3分の1以上が無駄に使用されており、年間1500億ドルのコストがかかっている。新たな技術を開発することは、全米の建物がエネルギー効率を素早く効果的に改善し、脱炭素化するために不可欠であるとしている。

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