鹿島建設、牛のげっぷ中のメタンガスを抑制する海藻の量産培養手法を開発

鹿島建設(東京都港区)は1月9日、牛のげっぷに含まれるメタンガス排出量低減に寄与する海藻「カギケノリ」の量産培養手法を開発したと発表した。カギケノリは、牛などの反芻動物の餌に混ぜることで、胃の中で発生するメタンガスを抑制する効果を発揮する。温室効果が高いメタンガスの排出を抑制することで、温暖化対策に貢献する考えだ。
陸上水槽での量産が可能に
同社は今回、カギケノリの形状を自然に近い状態の直立形状から、球状に変えることで、人の管理のもと陸上の水槽で安定的に量産できる技術を確立した。手法は以下の通り。
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