デジタルデータ活用で船舶業務を省人化 技術開発等に補助・最大2000万円

国土交通省は12月18日、カーボンニュートラル船をはじめとする次世代船舶を少ない人手で効率的に建造することを目的とした、デジタルデータ活用による技術開発・実証を支援する補助金の公募を開始した。募集期間は2024年2月9日まで。
造船・舶用工業事業者が対象、要件にはデータ利用が含まれる事業など
補助金の名称は、「バーチャル・エンジニアリング補助金(船舶産業製造工程最適化推進事業費補助金)」。バーチャル空間に蓄積されたデジタルデータを有効に活用して業務の刷新を図る、いわゆる「バーチャル・エンジニアリング技術」の取り組みを支援するというもの。開発・実証された技術を広く普及させることで、船舶産業全体の効率化と人手不足の解消を図るのが狙いだ。
対象事業者は、造船事業者または舶用工業事業者。1事業あたり2000万円を上限に、費用の1/2を補助する。事業期間は2024年度末まで。予算額は9000万円。
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