浜松市の下水処理場で低温排熱を有効活用 ウナギの養殖実証を開始

浜松ウォーターシンフォニー(HWS/静岡県浜松市)は5月14日、浜松市公共下水道終末処理場(西遠処理区)運営事業の一部として管理する同市の西遠浄化センターにおいて、汚泥処理のプロセスで発生する熱エネルギーと水処理設備を活用し、「温水かけ流し式陸上養殖」による養鰻パイロット事業を開始した。これまでに実績のない高飼育密度での「温水かけ流し式陸上養殖」の技術的優位性や費用対効果などの検証を行う。
100℃以下の低温排熱を全量活用できれば、CO2年約3500t減の可能性
下水処理場で発生する多量の余剰熱は大きなポテンシャルがあるが、利用事例がまだ少ない。
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