気候変動の影響がアジアで深刻、食料安全保障や生態系に影響 WMO

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世界気象機関(WMO)は7月27日、アジアの気候変動に関する報告書「State of the Climate in Asia 2022」を発表した。気候変動の影響で干ばつや洪水など異常気象による災害や、氷河の融解がアジアで深刻になっており、食料安全保障や生態系に影響を及ぼし、混乱を招くと警告した。

報告書によると、アジアは世界平均よりも早く温暖化しているという。1991年から2022年のアジアの温暖化傾向は、1961年から90年の温暖化傾向のほぼ2倍であった。また、2022年のアジアの平均気温は、1991年から2020年の平均を約0.72℃上回った。

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