出光興産とLOPS、廃食用油などSAF原料を安定調達する体制構築へ

出光興産(東京都千代田区)と、油脂ビジネスを展開するLOPS(同)は8月24日、持続可能な航空燃料(SAF)の原料調達に関する共同検討の実施について、基本合意書を締結したと発表した。両社は今後、国産SAFの社会実装に向けて、使用済み食用油(廃食用油)などのSAF原料を国内各地から安定的に調達する体制を2020年代後半までに構築することを目指す。
今回の合意により両社は、出光興産が持つ石油製品の製造技術、LOPSが持つ動植物油脂に関する知見、それぞれのサプライチェーンを活用し、国内における廃食油などのSAF原料の調達、貯蔵・海上輸送・陸上輸送の最適化とコスト削減、安定調達に向けた仕組みづくりに関する検討を行う。
年間50万klのSAF国内生産体制を構築へ
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