大型・商用車への水素充填技術を開発へ 福島で研究施設の運用開始
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は12月12日、福島県浪江町(棚塩産業団地内)に、燃料電池を搭載した大型・商用モビリティ(HDV:Heavy Duty Vehicles)への大流量水素充填技術や大流量水素計量技術に関する技術開発・検証を行う研究施設が完成したと発表した。
同施設「福島水素充填技術研究センター」は12月から本格的に運用を開始した。NEDOは同センターの整備を通じて、HDVへの水素充填時間を実用的な10分程度とするとともに、HDVへの充填でも正しく計量できるようにすることを目標に、大流量水素充填技術や大流量水素計量技術の開発を進める。これにより、燃料電池HDVの早期の実用化・普及を目指す。
また、同センターで実施する充填試験・計量試験では、隣接する水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」で製造した水素を主に利用し、技術開発・検証を行う。
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