再エネ利用、世界最大級の水素製造施設が完成 東京2020大会でも運用

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図 福島水素エネルギー研究フィールド完成イメージ(出所:NEDO資料、2019年6月)
図 福島水素エネルギー研究フィールド完成イメージ(出所:NEDO資料、2019年6月)

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)、東北電力(宮城県仙台市)、岩谷産業(大阪府大阪市)は3月7日、福島県浪江町で建設を進めてきた、水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」の開所式を開催した。

同施設は、隣接する太陽光発電(20MW)と系統からの電力を使用し、10MWの水素製造装置により、年間最大900トン規模の水素を製造・貯蔵・供給が可能となる、世界最大級の再生可能エネルギーを活用した水素製造施設だ。4者は今後、FH2Rにおいて、再エネの導入拡大に伴って発生する余剰電力を水素に変換し、貯蔵・利用する技術(Power−to−Gas)の技術実証を進める。

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