日立建機、油圧ショベルの使用済み作動油を再生する技術を開発

日立建機(東京都台東区)は3月12日、使用済みの作動油を再生する技術を開発したと発表した。専用装置を使用して不純物や汚染物質を取り除く浄油方法と添加剤の投入を組み合わせることで、同社が定めた品質基準まで再生を実現した。この技術により、作動油の交換作業の負荷軽減と、効率的な機械の再生が可能になる。
再生作動油を用いた中古ショベル機も発売
さらに、再生した作動油を用いた中古の中型油圧ショベル(13tクラス)1台を、メーカー保証付き中古車として国内で発売した。この中古車は、稼働時間3200時間以上稼働した車両を、新車同等の性能に再生し、さらに再生した作動油を用いた。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる