双日、家庭用蓄電システム発売へ 台湾プラスチックと

双日(東京都千代田区)と台湾プラスチックジャパンニューエナジー(同)は7月5日、日本国内における家庭用蓄電システムの販売に関して総代理店契約を締結したと発表した。双日建材(同)を販売窓口に、秋から販売を開始する。
台湾プラスチックグループは、化学分野や半導体分野において世界でトップクラスの大型複合企業グループ。10年間にわたる産業用蓄電池の製造・台湾内外への販売を通じて得た技術やノウハウを用いて、今回、日本にて家庭用蓄電システム事業に参入する。
さらに両社は、日本市場における産業用蓄電システムの販売や、リチウムイオン電池の使用後の商品の回収・リユース・リサイクルについても共同で検討していくことを合意した。
なお、秋から販売を開始する全負荷型ハイブリッド蓄電システムは、太陽光発電と蓄電池の両方を1台のパワーコンディショナーで制御可能なシステム。全負荷型蓄電池のため、家全体で家電製品の使用が可能だ。