積水化学、既存住宅をZEHレベルの断熱性能に改修 セキスイハイム対象

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施工事例(出所:積水化学工業)
施工事例(出所:積水化学工業)

積水化学工業(大阪府大阪市)住宅カンパニーは9月21日、築20年以上の鉄骨系住宅「セキスイハイム」をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準の断熱性能に向上するリノベーション「あったかハイムTR」を開発したと発表した。10月から発売する。初年度は150棟、2024 年度以降は年間300棟の販売を目指す。

あったかハイムTRは、仮住まいなど工事に伴う負担を可能な限り軽減した工法と、ニーズに合わせた施工範囲をパッケージ化。生活しながら効率的に断熱性能を高められるという。対象は主に、1999年の省エネ基準改正以前、特にアルミサッシ・シングルガラスを採用している1996年以前に建築された「セキスイハイム」。窓の高断熱化に加え、床・壁・天井の断熱改修により大幅な断熱性能の向上を図り、快適性の向上や光熱費の削減、CO2排出量の削減を目指す。

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