神戸製鋼ら、国内初・廃プラのガス化・メタノール化実証

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実証事業体制と各社の役割(出所:神戸製鋼所)
実証事業体制と各社の役割(出所:神戸製鋼所)

神戸製鋼所(東京都品川区)、三菱ガス化学(同・千代田区)らは8月24日、雑多な廃プラスチックをガス化して得られた合成ガスからメタノールを合成する、国内初のケミカルリサイクル技術の構築を目指す実証実験を開始したと発表した。これまで廃棄されていた雑多なプラについて資源循環システム構築を目指す。

同事業は、環境省の2022年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」の採択を受けた。(1)金属等の異物が混入した性状変動が大きい雑多な廃プラが安定的に処理できること、(2)生成した合成ガスから製造する環境循環型メタノールが市場に受け入れられる価格を実現すること-の2点を可能にするプロセスを構築することを目標とする。

5社で共同実証プロジェクトを発足

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