ウイスキー粕由来の紙を開発 サントリー白洲蒸留所で紙袋に

  • 印刷
  • 共有
モルト粕を活用した新素材「ウイスキーペーパー」(出所:kitafuku)
モルト粕を活用した新素材「ウイスキーペーパー」(出所:kitafuku)

サントリーグループで文化・企業施設の運営やブランディングを手掛けるサントリーパブリシティサービス(東京都江東区)は8月7日、ウイスキー製造工程で発生する副産物「モルト粕」を活用した新素材「ウイスキーペーパー」を開発したと発表した。アップサイクル紙で実績のあるkitafuku(神奈川県横浜市)との協業で実現したもので、ウイスキー副産物を原料とした紙素材としては業界初の試みという。

環境に配慮した新たな紙袋の素材開発・製品化プロジェクト

サントリーパブリシティサービスは、サントリー白州蒸溜所(山梨県北杜市)で、工場見学の案内やショップ運営を担っており、今回のプロジェクトは、豊かな自然との共生を目指した「森林公園工場」という同蒸留所のコンセプトに合致する新たな紙袋の素材開発と製品化に向けて企画された。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事