地域新電力、初の100社超え 脱炭素推進役の期待高く

一般社団法人ローカルグッド創成支援機構(東京都港区)は10月1日、全国の地域新電力に関する調査結果を公表し、自治体が出資、協定締結などで関与している全国地域新電力の数が初めて100社を超えたことを明らかにした。地域における脱炭素政策の推進役としての期待が高まっていることが増加の背景にある。
2016年の電力小売り自由化機に増加
同機構によると、地域新電力は2014年度以前に全国で2社しかなかったが、2016年の電力小売り全面自由化を機に地域新電力に参入する事例が相次ぎ、2018年度には66社にまで増えた。2021年度以降、エネルギー高によって卸電力市場が高騰した影響で参入数は抑制されたものの、2023年度で103社となった。
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