ウエスト電力が解散、特別清算を決議
ウエストホールディングス(広島県広島市)は4月28日、連結子会社である新電力のウエスト電力(同)を解散し、特別清算を申請することを決議した。5月中に特別清算の申し立てを行い、12月に結了する予定だという。負債総額は25億8730万円(2022年8月期決算時点)。
ウエスト電力は2016年の電力小売自由化により電力小売市場に参入し、2019年8月期には売上高340億3700万円を計上した。しかし世界的なエネルギー価格の高騰により継続的・安定的な電力供給が困難な状況であると判断し、2022年3月に電力小売事業の廃止を決議。同年4月30日を最終供給日とすることを発表していた。
新電力の倒産は2023年で5件目
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