アサヒ飲料ら、自販機から回収したCO2吸収材で無焼成タイルを開発

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「CO2を食べる自販機(左)」と「二酸化タイル(右)」(出所:日本エムテクス)
「CO2を食べる自販機(左)」と「二酸化タイル(右)」(出所:日本エムテクス)

アサヒ飲料(東京都墨田区)は12月4日、日本エムテクス(同・世田谷区)と共同で、CO2吸収材を主原料とする内装用タイル「二酸化タイル」を開発した。アサヒ飲料が展開する「CO2を食べる自販機」に搭載したCO2吸収材を回収し、高炉スラグと共に無焼成タイルとしてアップサイクルしたもの。自動販売機で吸収したCO2を活用し、商品化するのは国内初となる。

CO2吸収材+高炉スラグを水で圧縮・硬化

「二酸化タイル」は、アサヒ飲料の「CO2を食べる自販機」で使用したCO2吸収材と高炉スラグを主な原料としており、成分の約90%がアップサイクルされている。

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