住友化学、アクリル樹脂のケミカルリサイクル実証設備が完成

住友化学(東京都中央区)は12月23日、プラスチックの一種であるアクリル樹脂(PMMA、ポリメチルメタクリレート)の再資源化に向けて、アクリル樹脂を熱分解し、原料となるMMA(メチルメタクリレート)モノマーを生産するケミカルリサイクル実証設備を、愛媛工場(愛媛県新居浜市)に新設したと発表した。
再生したMMAモノマーは、化石資源を原料とした材料と同等の品質で、従来品と比べて製品ライフサイクル全体のGHG排出量を60%以上削減できる見込み。2023年春からケミカルリサイクル品のサンプル提供を開始する。
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