四国電力と今治造船、工場内でオンサイト蓄電池事業 2026年4月開始

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蓄電システムの設置イメージ(出所:四国電力)
蓄電システムの設置イメージ(出所:四国電力)

四国電力(香川県高松市)と今治造船(愛媛県今治市)9月1日、定置用蓄電システムを活用した「オンサイト蓄電池事業」の開始を発表した。共同出資先であるパワーエックス(東京都港区)の定置用蓄電システム2基を、今治造船の西条工場東ひうち事業部(同・西城市)に設置。電力需給の安定化と再エネの活用を促進するとともに、同工場における需要電力のピークカットに活用するもので、2026年4月から運用を開始する。

充放電の最適制御で安定化と再エネ活用拡大

両社は、蓄電池を活用した充放電の最適制御により電力需給の安定化と再生可能エネルギーの活用拡大を図る。工場の最大需要電力を抑制することで電気料金削減にもつなげる。導入するのは、パワーエックス製「Mega Power 2700A」2基で、PCSの定格出力は2MW、定格容量は4.9MWh。運用は、四国電力子会社の「よんでんデマンドサイドストレージ合同会社」(香川県高松市)が担う。

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