東京ガスグループ、新中期経営計画を発表 脱炭素に2300億円投資へ

東京ガス(東京都港区)は2月22日、2023年度から2025年度までを計画期間とする東京ガスグループの新中期経営計画を発表した。グリーントランスフォーメーション(GX)、デジタルトランスフォーメーション(DX)、顧客とのコミュニケーション変革(CX)を軸とする3つの主要戦略を掲げ、成長投資に6,500億円を措置した。このうち脱炭素関連に2,300億円を投資する。
新中期経営計画では「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」「ソリューションの本格展開」「変化に強いしなやかな企業体質の実現」の3つを主要戦略とする。
3つの主要戦略等の実行により、2025年度の到達点として、営業利益を現在(2020~2022年度平均)の1,300億円から1,500億円に引き上げる。また、社会・顧客におけるCO2削減量1,200万トン(2020~2022年度平均600万トン)に貢献することや、自社活動排出CO2を2020年度比60%にすることを掲げる。