中央大ら、衛星で推計したCO2排出量とモンゴル政府報告値の一致を確認

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(出所:中央大学)
(出所:中央大学)

中央大学(東京都八王子市)、モンゴル気象水文研究所、モンゴル国自然環境・観光省の研究チームは11月17日、環境省事業において、温室効果ガス(GHG)観測技術衛星「GOSAT」を利用した観測から算出したCO2排出量推定値が実際のモンゴル政府の報告値と高い精度で一致することを確認したと発表した。

また、モンゴル政府は、この衛星によるCO2排出量推定値を検証として組み込んだ世界初の報告事例となる「モンゴル国第二回隔年更新報告書(BUR2)」を、11月15日に国連気候変動枠組条約(UNFCCC)へ提出した。衛星観測データを活用して推計したCO2排出量をUNFCCCへの排出量報告書へ掲載するのは、モンゴルが世界で初の事例となる。

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