出光・三菱商事・ネステら、バイオプラの供給網構築へ

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サプライチェーン図(出所:出光興産)
サプライチェーン図(出所:出光興産)

出光興産(東京都千代田区)と三菱商事(同)は10月30日、世界最大級のリニューアブル燃料メーカーであるフィンランドのNESTE(ネステ)社、高機能プラスチックメーカーである台湾の奇美実業と、バイオマスプラスチックのサプライチェーン構築に取り組むと発表した。

4社は、バイオマス由来のナフサ(バイオマスナフサ)を原料としたバイオマスプラスチックのサプライチェーンを構築し、バイオマスナフサ由来のスチレンモノマー(バイオマスSM)の製造、バイオマスSMを原料としたバイオマスABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン)等のバイオマスプラスチックを製造することに合意した。バイオマスSMとバイオマスプラスチックの製造開始は2023年前半を予定している。

日本国内初のバイオマスSM生産

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