東レ、非可食バイオマスからナイロン原料製造

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非可食バイオマス由来の糖からナイロン66までのプロセス全体図(出所:東レ)
非可食バイオマス由来の糖からナイロン66までのプロセス全体図(出所:東レ)

東レ(東京都中央区)は8月24日、非可食バイオマスから得た糖を原料に、ナイロンの原料となる100%バイオアジピン酸を開発したと発表した。非可食バイオマス由来の糖を原料としたアジピン酸の開発は世界初となる。

アジピン酸は、衣繊維や樹脂としてさまざまな用途で使用される「ポリアミド66(ナイロン66)」の原料となる。同社ではスケールアップ検討を開始し、今後ナイロン66の重合試作、生産技術開発、市場調査など進め、2030年頃までに実用化を目指す。

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