2011~20年は「最も暑い10年」、氷河の融解や海面上昇も進行 WMO

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世界気象機関(WMO)は12月5日、過去10年の気候に関する報告書「The Global Climate 2011-2020: A Decade of Acceleration」を発表した。2011年から20年の10年間は観測史上最も暑い10年間であり、上昇し続ける気温・海水温と温室効果ガス(GHG)の濃度は、氷床・氷河の融解と海面上昇を引き起こしている。

報告書は11月30日から12月12日にかけてアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで開催されている国連気候変動枠組条約第28 回締約国会議(COP28)で発表された。世界の気温上昇を産業革命前と比べて1.5℃以下に抑えるためには、より野心的な気候変動対策が必要であることを強調している。

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