三浦工業、「熱の脱炭素」で米スタートアップと提携

三浦工業(愛媛県松山市)は5月11日、クリーンエネルギー技術の開発を手掛ける米スタートアップのModern Hydrogenと、既存のガスインフラを活用したクリーンな水素製造およびボイラ運転の脱炭素化に向けた、戦略的資本提携に関する契約を締結したと発表した。
三浦工業の水素ボイラ技術とModern Hydrogenの分散型水素製造技術を組み合わせることで、産業熱の脱炭素化に貢献する新たなソリューションの開発を進める。これは都市ガスやLPGといった既存のガスインフラを活用したクリーンな水素の製造と熱利用を可能とし、その他の水素の製造・輸送技術を補完するものだとしている。
供給網の建設を待たず水素へのアクセスを可能に
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