「タイヤ内発電技術」実用化へ加速 幅広い速度域での電力供給に成功

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タイヤ内に取り付けた2種類の発電デバイス(出所:住友ゴム工業)
タイヤ内に取り付けた2種類の発電デバイス(出所:住友ゴム工業)

住友ゴム工業(兵庫県神戸市)は10月11日、関西大学・谷弘 詞教授と共同で、「タイヤ内発電技術」の進化により、幅広い速度域での電力安定供給に成功したと発表した。今後は同発電技術をさらに進化させ、さまざまなデジタルツールに適用し、車両の安全性向上につなげていく。

タイヤの回転により、電力を発生する技術

タイヤ内発電技術とは、タイヤ内側に発生する静電気を利用し、エナジーハーベストと呼ばれる発電デバイスを取りつけ、タイヤの回転によって電力を発生させるというもの。

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