古河電工製・再生樹脂ケーブルトラフ、欧州EPD認証を取得

古河電気工業(東京都千代田区)は12月22日、再生プラスチックを主材料としたリサイクル樹脂製ケーブルトラフ「グリーントラフ(R)」が、欧州全域を対象とする環境製品宣言(EPD)を取得したと発表した。日本のトラフメーカーによるEPDの取得は、同社が初めて。
リサイクル樹脂製、重量は従来トラフの1/4
ケーブルトラフとは、主に鉄道路線に沿って敷設され、通信・信号・配電・送電などのケーブルを保護するためのもので、鉄道に・道路・電力といったさまざまな分野で活用されている。
今回開発された新型トラフは、リサイクル樹脂製の製品で、耐候性・耐腐食性・耐凍害性などに優れ、沿岸地域などの場所でも使用できる。また、従来のコンクリート製トラフと比べて、重量は1/4程度と軽量化。施工作業者の負担軽減と大幅な工期短縮が期待できる。
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