日本財団、海洋ごみ抑制へ 養殖フロート・ICタグ管理システムを開発

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いかだまで運ばれた新型フロート(出所:日本財団)
いかだまで運ばれた新型フロート(出所:日本財団)

日本財団(東京都港区)は7月16日、カキの養殖で用いる発泡スチロール製フロートの流出・散乱防止と管理体制向上を図るため、高耐久・軽量の新型フロートとICタグを活用した管理システムを開発し、広島県で実証事業を開始すると発表した。2025年度は、広島県漁業協同組合連合会に所属するカキ養殖業者30組合と協同し、30基のいかだに計1000個のフロートを装着。機能性や耐久性を10月までモニタリングする。

劣化したフロートがごみ発生の主要因に

日本財団は、瀬戸内海における包括的海洋ごみ対策プロジェクト「瀬戸内オーシャンズX」の一環で、高耐久・軽量養殖フロート/ICタグ管理システムを開発した。

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