洋上風力、「風況観測機器」精度検証サイト利用開始 青森六ヶ所村港湾施設

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(出所:レラテック)
(出所:レラテック)

レラテック(兵庫県神戸市)は11月9日、神戸大学、日本気象協会とともに、国内一例目となる「洋上風力発電における風況観測機器の精度検証試験サイト」の利用申し込み受付を開始したと発表した。対象は青森県六ヶ所村むつ小川原港内にある「むつ小川原洋上風況観測試験サイト」。同サイトのあらゆる情報が入手できるほか、施設の利用(有償)も可能となる。

洋上風力設計までの時間短縮に活用

洋上風力発電では、事業性評価やウィンドファームの実施設計にあたり、ドップラーライダーによる風況観測が活用されている。同手段による観測精度では、使用する機器の精度検証試験が必要となるが、これまで一般に開放されている国内試験サイトはなく、観測精度の向上や設計までの期間短縮を阻害する要因となっていた。

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