アトレ大森・目黒で「電力リサイクルループ」を実現へ
アトレ(東京都渋谷区)は5月30日、運営する商業施設アトレ大森1(東京都大田区)とアトレ目黒2(東京都品川区)の2館の使用電力を、実質再生可能エネルギー由来の電力へ今年度には切り替えていくことを発表した。これによりCO2総排出削減量は年間約3,050トンを見込んでいる。

アトレ大森1では2024年6月より、使用電力を同施設から排出される食品廃棄物から作られたバイオガス由来の電力に切り替え、「電力リサイクルループ」を実現する。この「電力リサイクルループ」は、JR東日本グループ各社が連携し、駅ビル・エキナカなどから排出される食品廃棄物の分別・収集・運搬・バイオガス化・再生可能エネルギーの活用し循環させる。アトレはかねてより17館で、バイオガス化による食品リサイクルを行うJバイオフードリサイクル(神奈川県横浜市)に食品廃棄物の処理を委託している。
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