余剰食品を「自動値下げ」で売り切り クラダシと日本総研が実証

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実証実験の全体像(出所:クラダシ)
実証実験の全体像(出所:クラダシ)

日本総合研究所(日本総研/東京都品川区)とクラダシ(同)は、値下げ対象と判断された商品を自動的に値下げする「ダイナミックプライシング」の仕組みを余剰食品販売プラットフォームに導入して売り切りを促進する実証実験を行い、2月28日、その成果を発表した。

実証実験期間中(実証期間は2022年11月1日~2023年1月31日)の在庫回転率(売り切り期間)は前年度同期と比較して25.9%向上、粗利率は同5.5%向上した。従来は販売機会を失っていた商品が自動的な値下げによって販売につながったことに加え、購買率などが高い商品は値下げを避け必要に応じて値上げも行ったことで適正な価格で販売できたことなどによる影響とみている。

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