21年新設の再エネ、3分の2が石炭火力より安価に
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)が7月13日に発表した報告書「Renewable Power Generation Costs in 2021」で、2021 年に導入された再生可能エネルギーの3分の2に相当する163GWの発電コストが、G20諸国の世界で最も安価とされていた石炭火力発電を下回ったことが明らかになった。
IRENAは、現在の化石燃料価格の高騰を考慮すると、2021年に導入された再エネによって2022年の世界のエネルギー生産コストを約550億米ドル削減できると推算した。