国交省、建設分野の「脱炭素」技術開発に助成金・最大2000万円 募集開始

  • 印刷
  • 共有
画像はイメージです
画像はイメージです

国土交通省は1月22日、新しい工法や材料を活用し、建設分野における生産性向上やカーボンニュートラルの実現に貢献する技術開発を行う企業や研究者を支援する助成事業の公募を開始した。期間は3月15日17時まで。

現場の省力化や省CO2に資する材料開発など

助成事業の名称は「SBIR建設技術研究開発助成制度」。建設分野の技術革新の推進を目的に、同省が示した各テーマに対応できる優れた技術開発を募集する。事業は成果を社会に還元する政策課題解決型とし、2~3年後の実用化を目指す。

募集テーマとしては、以下のようなものがある。

  • 新しい工法・装置・仕組みの導入や材料の高機能化などによる工程短縮、省力化、コスト削減などに貢献する技術開発
  • 作業の自動化や材料の高機能化などによる安全性、品質の向上に資する技術・省CO2に資する材料などの開発や活用に関する技術開発
  • インフラ・建設分野での環境負荷低減や長寿命化に関する技術開発 など

近年の開発では、AI・ロボティクス・ドローン・複数広視野カメラ・地中埋設物の把握・汚泥のリサイクルなどが該当する。

スターツアップ部門・一般募集の区分で募集

公募区分は一般タイプと、中小・スタートアップ企業タイプの2種。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事