「廃水は有効な資源」 UNEPとGWWIが適切な管理を呼びかけ

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国連環境計画(UNEP)と世界排水イニシアチブ(GWWI)は8月23日、共同で排水に関する報告書「Wastewater. Turning problem to solution」を発表した。廃水を効果的に回収、処理、再利用することで、新たな雇用や収入源、エネルギーや水、食糧問題に対し有効な資源になるとして、政府や企業に対し、廃水問題を循環経済の機会として扱うよう促した。

報告書によると廃水は、航空産業とほぼ同程度の温室効果ガス排出量を占めている。しかし、適切な政策をとれば、廃水は5億人に代替エネルギーを供給し、現在の世界の海水淡水化能力の10倍以上の水を供給し、世界の肥料使用量の10%以上を相殺することができるという。

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